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花粉症でお悩みの方へ

花粉症(花粉皮膚炎)のお悩み

鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなど花粉症についてご相談ください。

花粉症(花粉皮膚炎)のお悩み

「風邪ひいたのかな?でも何か違うかも…」と感じたときそれは花粉症かもしれません。
花粉症はアレルギー性疾患のひとつです。

花粉症の症状

  • くしゃみ・鼻水が止まらない
  • 目がかゆい
  • 顔がかゆい
  • 喉のかゆみいたみ
  • せき・頭痛・熱っぽい(風邪のような症状)

花粉症のアレルギーを引き起こす原因

主に以下のものがあります。

  • スギ
  • ヒノキ
  • ハンノキ
  • カモガヤ
  • ブタクサ
  • ヨモギなど

春先のスギ花粉症に引き続き夏はカモガヤ、秋はブタクサと1年中花粉症があります。花粉対策をするのはもちろんですが、軽い症状のうちに治療を開始することが必要です。

くしゃみ鼻水、目のかゆみに加えて皮膚が痒いなどの症状が出てくることがあります。皮膚は十分に保湿をしてマスクや帽子眼鏡などで花粉をブロックすることが対策になります。

また先ずは自分が何にどれくらいアレルギーがあるのかなど確認するためアレルギー検査を行いましょう。スギの場合は舌下免疫療法など根本的な治療もあります。当院ではスギの舌下免疫療法を実施しています。お早目にご相談ください。

スギ舌下免疫療法

スギ舌下免疫療法

スギ舌下免疫療法とは

スギ花粉症の方がアレルゲン(スギの花粉のエキス製剤)を毎日体に入れて、過剰なアレルギー反応をだんだん抑えていく根本的な治療です。約5年間の治療継続が必要です。5歳から治療が可能です。保険適応になっています。

まず初めは、スギに対してのアレルギーかどうかの確認を行いますので、直近の血液検査の結果をご持参いただくか、当院で簡易的な検査(迅速検査)を行います。検査でスギの花粉症であることを確認した上で舌下免疫療法について具体的に説明していきます。

当日処方をいたしますので薬局にお薬を取りに行って戻ってきていただき、医師の目の前で実際に舌下に投与してもらいます。アナフィラキシーなどの症状が出ないか確認してお帰りいただきます。翌日からご自宅で実施していただきます。

手技は難しくありませんが、アレルゲンを体に入れるため花粉症のような反応を起こすことになり危険な場合もあります。十分医師の説明を聞いて納得した上で実施してください。

また処方は5年間継続することになり定期的な通院が必要になります。
開始の時期はスギの花粉症のシーズンは開始できません。6月から12月の1週目までの間で開始していただきその後は1年間通して毎日実施していただくことになります。
途中で中断した場合、再開する際は1度受診してください。

スギの花粉症に対する抗IgE抗体製剤(注射剤)について

2019年12月に季節性アレルギー性鼻炎に対して抗体製剤が保険適応になりました。もともと気管支喘息や慢性蕁麻疹に適応のある薬剤ですが、この度重症のスギ花粉症に方にも適応が認められました。当院でも慢性難治性蕁麻疹の方に使用しています。しかし今回認められたのはあくまで重症の花粉症の方が適応ですので全ての花粉症の方が打てるわけでありません。

既存の治療でも効果がない方で12歳以上など、使用には条件があります。また保険がきいていますが自己負担も高額であるため十分適応を見極めて投与するべき薬剤と言えます。

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